予材管理の概念「最低でも目標達成」という思考について
最低でも目標達成、少なくとも予算達成とはどういうことか?
自著「絶対達成する部下の育て方」の帯には、
「最低でも目標予算を達成させるマネジメント」――予材管理
と書かれており、多くの方が「おっ!」と思われたのではないでしょうか?
今の時代、目標予算を達成させるのも大変なのに、「最低でも達成」とはどういう発想なのだろうか、と。
そんなの特殊な業界の話であって、我々の会社には関係がないこと、と思った方もいるでしょう。
それは違います。
どんな業種・業態、企業の規模も関係なく、すべての企業に当てはまる思考の話です。
目標達成を山登りではなく、飛行機で山を越えるという発想として捉えてみてください。
一歩一歩登って山を越えるのではなく、飛行機に乗って山を越えるのです。そう考えれば、「目標未達成」というリスクは絶対に回避しなければなりません。
目標予算の「2倍」の予材を積む、というのはリスクヘッジの発想なのです。
他の言い方として、「資産運用」があります。予算計画は個人資産と考えてましょう。
予算計画は達成させるのが当たり前で、それ以上どれぐらいいくか、ということを考えてほしいと経営者は考えています。
資産運用も同じで、誰もが元本割れにならないように運用しますよね。ですからリスク分散なのです。
国や地域、そして金融商品を散らすことで、経済悪化による影響や為替変動のリスクを分散するからこそ運用益が出るのです。
予材管理は「リスク分散」の発想で、多くの企業に、多くの予材を持って全体バランスを保つのです。
そのための「大量行動」です。
その行動配分は「白地:8」で「仕掛り:2」だということです。
投資信託をするときに構成する金融商品のバランス配分を考えますよね。それと同じ発想なのです。























