なぜ営業日報は、生産部門がつける「業務日誌」「業務報告書」とは異なるのか?


営業の仕事は目標予算を達成させることです。


会社には中長期のビジョンがあります。それを達成させるための経営計画があります。そしてそこから逆算した「単年度の予算計画」があるのです。


この「予算計画」を達成させることが営業の仕事です。


営業の仕事は、毎日毎日の積み重ねによって成り立っています。したがって成果を「1日単位」で記録して追いかけても「予算」が達成するかどうかは非常にわかりにくいのです。


私のセミナーに来られる営業マネージャの多くが、営業日報の悩みに直面しています。


● 営業日報を提出する者としない者がいる

● 営業日報に書かれている内容がよくわからない。何の目的で訪問しているのかがわからないし、事実報告の「作文」になっている

● ただの「交換日記」になっている。何も改善されない

● 次にどうしたいのか? それがわからない


この記事を読まれている方も、同じような悩みをお持ちではありませんか? どういう営業日報を書くことで効果的なのか、教えて欲しいと思われている方はいませんか?


私が答えましょう。


「営業日報」という報告スタイルに問題があるのです。日報はすぐにやめましょう。


営業は生産部門と異なるのです。


毎日の活動の中で成果を見出しにくいものなのです。逆に、営業日報を書くことで、以下のような問題が発生します。


■ 一日単位で締めることで、仕事をした気分になる
 → 日報を書き終わると「今日も終わったな?!」と背伸びしたくなるでしょう? 目標ノルマを達成するまで営業の仕事は永久に終わりません。


目標ノルマが達成させるまで、営業の仕事は永久に終わらないと書きました。それを読んで「ストレス」を感じる方はいますか? もし「ストレス」を感じるようでしたら私のセミナーに来てください。


すぐにストレスフリーの状態にします。


「仕事が終わった?!」といえるのは、数字が達成されてからです。ロールプレイングゲームやアドベンチャーゲームと営業活動は同じなのです。


RPGをやっていて、1日単位で報告をまとめますか? 1日がんばったから評価してくれと誰かに求めますか? その報告に何の意味もありません。


ゲームをクリアするまで終わらないのです。しかしそこに「ストレス」を感じるでしょうか? ゲームが好きな人はやり続けますよね?


営業活動も同じです。


1日単位で締めることができない活動です。ですから面白いのです! 営業にはロマンがあるのです。


生産部門の方にも当然「ロマン」はあります。しかしそれは別の種類のものです。


「ものづくり」をしているメーカー企業の多くが、生産部門と同じように営業にも「日報」を書かせようとしますが、発想を変えてください。


その作業に、何の意味もありません。

 

【参考記事】 → 営業日報/週報 テンプレート【失敗例】 ……営業日報の書き方を知っても、なぜ意味がないのか? 

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